新型インフルエンザで入院したら?

 海外へ渡航していなくても新型インフルエンザに感染した人がでて、薬屋さんの店頭からはマスクが消えてしまいましたね。マスクをしていても、感染を100%防ぐことはできないようです。まず「うがい・手洗い」が基本。注意していてもインフルエンザに罹ってしまうかもしれません。それが、A香港型なのか、Aソ連型なのか、今回の新型なのかは詳しい検査をしないと分からないのが悩ましいところ。検査キットも不足気味?不幸にして新型のインフルエンザに感染し重い症状になって入院したら、どんな保険金が出るのでしょうか?

 もちろん、生命保険の医療特約や医療保険で契約している「日額」、例えば一日5,000円とか1万円とかが契約の条件にあえば支払われます。
日帰り入院から保障されるものであれば入院日数分。入院5日目からという条件なら、7日間入院したら、3日分(7日-4日)が受け取れます。通院のみでは出ないのは、一般の病気と同じです。また、通院特約がついていれば、入院後の通院なら給付金が受け取れます。

 海外旅行から帰って機内の健康チェックで異常がなくても、帰宅してから体調不良で医師の治療を受けた場合はどうでしょうか。
 海外旅行傷害保険に加入していませんでしたか?疾病治療費用の特約をつけた海外旅行傷害保険に加入していれば、一般的には旅行期間中に発病して治療を受けた場合はもちろんですが、帰国してからでも72時間以内に治療を開始した場合には、契約した保険金額の範囲内で補償されます。(保険会社によって違いがありますので、パンフレットなどで確認しましょう)

 特定の感染症(コレラ、ぺスト、天然痘、発疹チフス、ラッサ熱、マラリア、黄熱、SARS、エボラ出血熱、赤痢、高原性鳥インフルエンザなど)が原因で亡くなった場合には、生命保険の災害割増特約、傷害特約からも保険金が支払われます。損害保険の傷害保険でも補償されます。しかし、新型インフルエンザはこの特定の感染症に指定されていないので保険金支払いには該当しません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる